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【最も信頼できる性格診断】 ビッグファイブについて解説!(2/2)

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前回はビッグファイブの歴史と概要についてまとめました。

今回は、ビッグファイブの診断方法と研究を通して分かったことについて解説します。

ビッグファイブ診断方法

ビッグファイブは基本的に質問紙方式=与えられた質問を回答する方式 によって、行われます。通常は5−7つのスケールに基づいて質問に回答していきます。

具体的には、「あなたは引っ込み思案な方ですか」という質問に対して、

「最も一致すると思う場合は7を、全く一致しないと思う場合は1を、それ以外の場合は2-6を度合いに従ってに回答してください」

みたいな感じで回答する方式です。

質問数は各因子12問づつ程度が標準で、それより少ないものは簡易版と考えてください。

厳密な計算方法やプロファイリング手法などは、以下の書籍に詳しく載っていますので、気になる方は読んでみてください。

オススメの診断方法

検索すれば、沢山の診断ページやツールが出てくると思いますが、

ズバリ、私のオススメはメンタリストDaiGoさん監修の超性格分析です。

メンタリストDaiGo-超性格分析-  究極の相性診断

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開発元:IGNIS LTD.

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このアプリは各因子の質問項目が12問ずつという本格的な診断アプリです。また、各因子ごとの分析や特性、キャラ付けなど、エンタメ性も高く楽しんで診断できること間違いなし!

全因子を踏まえた総合分析等の完成度も高く、せっかくビックファイブを診断するのなら絶対これをやってみてと自信を持ってお勧めできる仕上がりになっています。
ちなみに、友達機能もついているので、実際の友達との相性も測れたりします。SNS連携等もあり、今後は理想の相性の相手と知り合える機能など増えるといいですね。

本ブログとの因子表記の補足

このアプリでは、各因子はメンタル、勤勉性、協調性、社交性、チャレンジ力で表現されており、
チャレンジ力=開放性、勤勉性=誠実性、メンタル=情緒安定性、社交性=外向性に対応しています。

ビッグファイブで何がわかるのか。主要な研究をまとめてみる。

1.仕事のパフォーマンスとビッグファイブとの関係

まずは一連の研究の中でもかなり有名な論文について、ご紹介します。

http://jwalkonline.org/docs/Grad%20Classes/Fall%2007/Org%20Psy/big%205%20and%20job%20perf.pdf

タイトルはThe Big five pesonality dimensions and job perfomance: A meta- analysis

です。

メタアナリシスについてはこちらも参考にどうぞ。

【学生・社会人問わず必須の力】エビデンスベースという考え方 – Learning how to learn

要するにメタ分析によって、仕事のパフォーマンスとビッグファイブとの関係性を明らかにした論文です。

この研究で明らかにしている事は次の通りです。

  • 誠実性は全ての仕事において、その人のパフォーマンスと関係していた。→つまり、誠実性が高い人ほど、ハイパフォーマーであるという事です。
  • 外向性はマネージャーとセールスについてパフォーマンスを予測するのに有効だった。→外向性が高い人はマネージャーやセールスに向いている。
  • 開放性は訓練熟達能力の程度を予測するのに有効だった。

この論文はgoogle scholar による被引用数が10,000を超えており、大きなインパクトを残したことがわかります。特に企業の人事担当の人にとってみれば、これほど良い研究結果はないのではないでしょうか。

何しろ、将来的にハイパーフォーマーな人は誰なのかを予測することができることが、かなり高いエビデンスレベルで示されたわけですから。

2.学業におけるパフォーマンスとビックファイブとの関係

次は学業成績をどのようにビッグファイブが予測できるのかについての論文を二つご紹介します。

www.sciencedirect.com

www.semanticscholar.org

これら研究で明らかにしている事をまとめると次の通りです。

  • 仕事のパーフォマンスど同様に誠実性が学業のパフォーマンスと強く関連している。→成績のいい人ほど、誠実性が高い傾向にある。
  • GPAを最も予測するのは又しても誠実性である。→誠実性は長期的な学業成績を最も強く予想している。
  • SAT(日本でいうセンター試験)*1の言語スコアは開放性が最も有効な予測因子であった。→テスト成績は開放性との関係が強い。

仕事に引き続き、学業成績においても、誠実性が最もよく予測するということが研究によって明らかにされています。

この研究の面白いところは、SATの言語スコアは誠実性ではなく、開放性が最もよく説明という点です。

また、SATのスコアと学業成績(GPA)との間に有効な関係はなかったとのこと。

長期的な評価である学業成績とテストの成績であるSATスコアに関係がないという事は、テスト形式による選抜では、学業成績=誠実性を測れないと逆説的に言えるのかもしれませんね。

3.仕事の満足度とビッグファイブの関係

今回、最後にご紹介する論文はこちらです。

https://www.researchgate.net/publication/11284305_Five-Factor_Model_of_Personality_and_Job_Satisfaction_A_Meta-Analysis

この研究で明らかにしている事は次の通りです。
  • 外向性と誠実性は満足度との有意な相関があった。→真面目で外向的な人は仕事の満足度も高いという事。
  • 情緒安定性と満足度は有意な逆相関関係にあった。→神経質な人は満足度が低いという事。
  • ビッグファイブ全体と満足度は高めの相関を見せており、5因子から将来の満足度を予測できる可能性を示唆している。

こちらもメタ分析による論文。全体としては性質的にまあそうだよねと納得できる内容ではないでしょうか。

でも重要なのは、ビッグファイブに基づけばある程度、その人の仕事の満足度が予測できるかもしれないという点です。

この研究がもう少し進めば、またまた人事部の人には有用な情報となる事でしょう。

まとめ

  • ビッグファイブは科学的に信頼できる性格診断である。
  • 診断は超性格診断がお勧め
  • メタ分析によれば、ビッグファイブで様々なことが予測できる。 

*1:テスト内容は大きく異なるが、テストの立ち位置としてセンター試験が適切であると思われる。あくまでもイメージをしやすくする為の例である。

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